参照番号を使用して返金を追跡する方法

返金の追跡は、Stripe ダッシュボード支払いの詳細 > タイムラインに表示される参照番号を使用して行います。参照番号はアクワイアラー照会番号 (ARN)、システム追跡監査番号 (STAN)、リトリーバルリファレンスナンバー (RRN) のいずれかになります。


購入者から返金のステータスの問い合わせを受ける場合があります。これに対応するには、アクワイアラー照会番号 (ARN) を購入者に提供します。購入者はこの番号を基に、銀行と協力して Visa と Mastercard のすべての支払いについて返金を追跡することができます。システム追跡監査番号 (STAN) は、差戻しなどで返金のステータスを追跡するために必要になる場合があります。一部のネットワークでは ARN を使用できません。その場合、リトリーバルリファレンスナンバー (RRN) があれば、購入者に提供してください。返金を追跡するために必要なのは、上記の参照番号のうち 1 つだけです。

ダッシュボードで参照番号を確認できる場所

ダッシュボード取引ページの支払いタブで、具体的な取引を選択します。その取引のタイムラインセクションで、参照番号を確認することができます。ここで番号を確認できない場合は、返金項目の詳細を表示をクリックすると、トップアップウィンドウが開き、そこに参照番号が表示されます。

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上記のどちらの場所にも参照番号が表示されない場合、参照番号は 1 ~ 3 営業日で表示されるようになるというメッセージが表示されます。

アクワイアラー照会番号 (ARN) とは何ですか?

ARN は、クレジットカード取引に割り当てられる一意の番号で、取引が決済フローを遷移していく際に使用されます。返金の状況が不明な場合、この番号を伝えて銀行に問い合わせると、返金の状況を追跡することができます。ARN は対応するカードネットワークでのみ使用可能であり、それ以外のカードネットワークでは利用不可のマークが付けられます。

ARN の各ステータスの意味

システム追跡監査番号 (STAN) とは何ですか?

システム追跡監査番号 (STAN) とは、カード保有者の銀行が出す番号で、これを使用して取引を特定することができます。追跡 ID 番号として、カード保有者の銀行内部で最も一般的に使用されています。この番号は常に 6 桁で、999,999 に達するとリセットされるため、厳密には一意ではありません。

リトリーバルリファレンスナンバー (RRN) とは何ですか? 

リトリーバルリファレンスナンバー (RRN) は、カード取引に対する 12 文字の識別子であり、ISO 8583 規格に基づいています。RRN の標準的な形式にはオーソリの日時が含まれているため、ある程度の一意性が確保されています。ARN に対応していない一部のネットワークでは、RRN が利用可能であれば、この番号が提供されます。

購入者は ARN、STAN、RRN のどれを使用すべきですか?

ほとんどの場合、アクワイアラー照会番号 (ARN) が利用可能であれば、この番号を使用することをお勧めします。

STAN は 6 桁の番号であるため、厳密には一意ではありませんが、差戻しなどで ARN が利用不可能な場合に使用することができます。ネットワークの対応状況によっては、ARN の代わりに RRN が提供されることがあります。RRN はある程度の一意性が確保されているため、ネットワーク内で 1 つのメッセージとしてやり取りされる取引を追跡するためによく使用されます。

カード以外の決済の返金用の参照番号を取得することはできますか? 

SEPA ダイレクトデビットなど、一部の地域固有の決済手段では返金用の参照番号が提供されています。その場合は、ダッシュボードで確認することもできます。