一般的に W-9 納税申告書は、アメリカの個人の納税者番号を確認するために使用されます。
W-8 申告書とは異なり、W-9 納税申告書はバージョンが 1 つのみで、個人と法人の両方に適用されます。W-9 納税申告書の記入方法を説明する指示書は、申告書自体に付属しています。
Stripe で支払い処理を開始するにあたり、納税者番号は必須ですが、W-9 納税申告書は最初から必要というわけではありません。ただし、最初のアカウント登録時に提出された納税者番号の確認や税制上の居住者であることの確認のために、W-9 納税申告書の提出を Stripe からお願いすることがあります。また、W-9 納税申告書をすでにご提出いただいた場合でも、アカウント情報の変更を確認するために W-9 納税申告書が必要になることがあります。
以下のスクリーンショットは、W-9 納税申告書の提出に使用するフィールドの例を示しています。
上図:プラットフォームのダッシュボードで W-9 納税申告書の情報収集に使用するフィールド。
提出を完了すると、プラットフォームのダッシュボードの書類ページから PDF 版の納税申告書をダウンロードできるようになります。
上図:プラットフォームのダッシュボードからダウンロードした PDF 版の W-9 納税申告書。
注意: 4669 申告書の提出は、常に求められるわけではありません。大半のアカウント所有者は、W-9 納税申告書のセクションに記入するだけで十分です。
Stripe が収集する 4669 申告書
アメリカの税制上の居住者であることや納税者番号を証明するために W-9 納税申告書を提出したアカウント所有者に対して、過去年度に Stripe が1099-K 申告書を発行していない場合、Stripe から 4669 申告書の内容の確認と署名を依頼することがあります。
4669 申告書は、過去年度 (1099-K が発行されていなかった期間) の確定申告書に当該の決済処理額が含まれていたことを確認するためにアカウント所有者が作成する証明書です。4669 申告書は基本的に、ステータスの変更がないことを示す宣誓供述書のような役割を担うものであり、過去年度のデータを確認する目的で使用されます。
4669 申告書に関する IRS の要件について、詳細は以下のリンクをご確認ください。
- 4669 申告書 (記入方法が記載されていて、個人と法人の両方に使用されます)
この記事は、法務アドバイスでも税務アドバイスでもありません。納税申告に関する質問や懸念事項については、弁護士または会計事務所に相談することをお勧めします。