本人確認に関するよくあるご質問

プラットフォームは決済処理のために Stripe と提携しています。Stripe Identity により、ビジネスはお客様の本人確認を容易に行えます。Stripe Identity によって、政府発行の身分証明書を検証し、生体情報と照合してその身分証明書がお客様のものであることを確認できるためです。以下のリソースをご覧いただくことで、本人確認のプロセスでキャプチャーされたデータを管理する方法と、データを安全に保管する方法について詳しくご確認いただけます。

関連リソース


本人確認を求められるのはなぜですか?

本人確認は、店舗などでの対面でのやり取りの際に常に行われています。たとえば、以下のように規定されています。

オンラインに移行し、対面でのやり取りを廃止しつつある数多くのビジネスでは、Stripe Identity を利用することで顧客の本人確認が容易になります。


Stripe は本人確認をどのように行いますか?

ビジネスが Stripe を使用してお客様の本人確認を行う方法は、以下のように複数あります。

Stripe の本人確認技術の詳細

Stripe の本人確認技術では、コンピュータービジョンによって自撮り写真と写真付き身分証明書の写真から作成された顔の生体認証識別子を使うことにより、その 2 枚の写真が比較されます。このプロセスは、実際の顔と身分証明書の顔が一致することを手作業で確認するプロセスを模倣しています。たとえば、運転免許証が本物であることを店員が確認してから、その身分証明書の写真と相手の顔が一致することを確認するプロセスのようなものです。

正当なユーザーが誤って拒否されたり、他人になりすました不正利用者が承認されたりする事例を減らすため、この生体認証技術 (自撮り写真と写真付き身分証明書の照合) の精度は継続的に改善されています。このため Stripe は、トレーニング用途での画像使用に対する許可をお客様にリクエストします。


お客様の情報の使用に対する同意

Stripe は Stripe Identity に関して、次の 2 つのことに対する許可をお客様にリクエストします。

1. 本人確認

Stripe は、お客様の画像と写真付き身分証明書の画像をキャプチャーして本人確認を行います。Stripe はキャプチャーした画像を使用して、身分証明書が有効であることと、お客様本人のものであることを確認します。Stripe は、法律によって許可されている範囲で、確認ステータス、キャプチャーされた画像、画像から抽出されたデータ (氏名、生年月日、ID 番号など) にアクセスします。Stripe を利用するビジネスがお客様の本人確認を行う場合も、同じ情報 (確認ステータス、Stripe がお客様の本人確認に成功 / 失敗した理由に関するインサイト、キャプチャーされた画像、それらの画像から抽出されたデータなど) にアクセスできます。ただし、自撮り写真と写真付き身分証明書の照合に使用される生体認証識別子を見ることはできません。この識別子は、1 年以内に Stripe のシステムから削除されます。写真付き身分証明書の不正利用を識別するため、Stripe は生体情報を 1 年間保持します。ただしこれは、privacy@stripe.com に連絡することでいつでもオプトアウトできます。Stripe はこの保持データを、新しい自撮り写真と過去に提出された写真の照合にも利用します。Stripe に提出された非生体認証データ (写真や身分証明書など) は、アカウントに 3 年間保持されます。

情報のこのような共有に抵抗をお持ちの場合は、すぐに終了できます。本人確認がリクエストされた場合は、代用可能な本人確認の方法を当該のビジネスにお問い合わせください。

2. お客様のデータを使用して Stripe の認証技術を改善する

Stripe は、キャプチャーした画像を使用して生体認証技術の精度を改善します。これにより、正当なユーザーを誤って拒否したり、他人になりすました不正利用者を承認したりする事例を減らすことができます。お客様から許可された場合、Stripe は追加の生体認証識別子をトレーニング目的で生成することがあります (この識別子は 1 年以内に削除されます)。Stripe による生体情報の使用に対する同意は、privacy@stripe.com に連絡することでいつでも取り下げることができます。

サービスの改善を目的としたお客様のデータの利用に抵抗を感じる場合は、クリックするだけで同意を拒否できます。その場合、お客様の生体情報は最初の確認にのみ使用されます。画像と抽出データの取り扱いと保管に関する詳細については、プライバシーポリシーをご覧ください。

Stripe Identity 経由で提出したデータを削除する方法の詳細については、こちらをご覧ください。