クレジット拒否に対する異議申し立てのベストプラクティス

チャージバックと不審請求の申請率

不審請求の申請率が最近増加した場合は、Stripe でその理由の把握と対処の検討を行えるように、以下の対応をお願いします。

  • 当該の不審請求の申請の理由、利用者との間のやり取り、不審請求の申請が行われる前にとった行動について明確に説明してください。
  • 対応のために現在所持している、または送信しようとしている反証資料を含め、当該の不審請求の申請に対処するためにとった措置について明確に説明してください。
  • 当該の不審請求の申請がサプライチェーンの問題から発生した場合は、その詳細を提供し、その問題がさらなる不審請求の申請につながるかどうかを確認してください。その場合には、不審請求の申請が行われる可能性のある支払いの想定金額をお知らせください。
  • 当該の不審請求の申請が誤って行われたか、不正なカード保有者によるものだと考えられる場合は、利用者の確認や、注文と支払いの詳細が正しいことを確認するために現在実施している手順を説明してください。

解決プラン

今後、どのようにして不審請求の申請率を下げる予定なのかをお知らせください。加える変更について、詳細を具体的にお知らせください。

  • 将来の不審請求の申請を防止するために実施した対策や実施予定の対策について、わかりやすく説明してください。また、それらの実施スケジュールもお知らせください。
  • 不審請求の申請がサプライチェーンの問題から生じたかどうかを確認します。該当する場合には、サプライヤーや配達会社を変更したかどうかを明確にしてください。
  • 遅延についてすでに利用者に直接連絡しかたどうか確認してください。連絡した場合には、未発送の注文の返金を検討したかどうかをお知らせください。
  • 不審請求の申請が、不正利用や、利用者が支払いに見覚えがないことが理由で発生したものかどうか確認してください。該当する場合には、今後同様の問題が発生しないようにするために、どのような対策をとる予定かをお知らせください。利用者の詳細が正しいことを確認するために導入した方法を説明してください。

返品やキャンセルに関するポリシー

返品やキャンセルに関するポリシーについて、利用者にどのように通知しているのかをお知らせください。利用者が注文時にそのポリシーをどのように認識しているのかをお知らせください。

  • 返品やキャンセルに関するポリシーが表示されるウェブサイト上または決済フロー上の場所について説明してください。
  • 利用者が支払いに進む前に、それらのポリシーへの明示的な同意を求めているかどうかをお知らせください。
  • 返品やキャンセルに関するポリシーの利用者への表示、およびその同意のインスタンスを追跡しているかどうか、また、追跡している場合はその方法を説明してください。

処理明細書

ご利用のプラットフォームは安全な決済のために Stripe と提携しています。過去 6 カ月間に Stripe で決済処理を行っていない場合には、以下が記載されたドキュメントを提出してください。

  • 以前、Stripe 以外の処理業者を通じて決済処理をしていたかどうかをお知らせください。していた場合には、異議申し立てフォームを使用して、その処理業者から受け取った、最近 12 カ月間の処理明細書を提出してください。
  • 送信するエクスポートの結果 / レポート / スクリーンショットは、以前利用していた処理業者のアカウントダッシュボードから直接取得してください。
  • 年間の処理決済額に対する不審請求の申請率と返金率を容易に判別できる書類を含めてください。
  • 提出する書類には、そのデータが当該のアカウントと同じビジネス、ウェブサイト、アカウント所有者のものであることが明確に示されている必要があります。

過去 6 カ月間に Stripe で決済処理を行っている場合には、以前の処理明細書の代わりに、最新の銀行明細書のコピーを提出してください。

補足の書類

過去 30 ~ 60 日間に購入された商品またはサービスの配送またはフルフィルメントを確認できる決済書類をアップロードしてください。これには、在庫証明、ベンダーからの領収書、配送スケジュール、関連する請求書などが含まれます。