欧州経済領域 (EEA) のビジネスに関する料金体系の変更 [pdf]
2023 年 4 月 10 日より、ネットワークコストの増加 (ここ数年、大手カードネットワークは新しい手数料を導入するとともに、既存の手数料を引き上げました) と基本的なサービスコストの値上がりに応じて、カード処理、不審請求の申請、USD による入金の手数料が引き上げられます。
今回の変更がユーザーのビジネスに与える影響については、以下の詳細をご覧ください。
欧州経済領域 (EEA) 内で発行されたカードに 2 種類の手数料が適用されるようになります。手数料を分離するのは、手数料の増加の対象をネットワークコストが大幅に増えたカードだけに限定するためです。
現在のカード手数料 |
2023 年 4 月 10 日以降のカード手数料 |
EU のすべてのカード: 取引ごとに 1.4% + €0.25 |
EU のスタンダードカード: 取引ごとに 2.5% + €0.25 |
国際カード: 取引ごとに 2.9% + €0.25 |
国際カード: 取引ごとに 3.25% + €0.25 |
イギリスのカード: 取引ごとに 2.5% + €0.25 |
イギリスのカード: 取引ごとに 2.5% + €0.25 (変更なし) |
EEA 内のユーロ未導入国に所在するアカウントをご利用の場合、固定手数料の €0.25 は現地通貨で次の金額となります。ブルガリア: ЛВ0.50。チェコ共和国: 6.50Kč。デンマーク: 1.80kr。ハンガリー: 85Ft。リヒテンシュタイン: 0.30CHF。ポーランド: 1zł。ルーマニア: 1LEU。スウェーデン: 1.80kr。
スタンダードカードとプレミアムカードの違いの詳細については、こちらをご覧ください。
Stripe は、支払い時にカードネットワークから得られた情報に基づき、スタンダードカードとプレミアムカードを見分けています。すべてのカード取引に適切な手数料を適用するため、この判断の精度は定期的にレビューされています。
不審請求の申請 (チャージバックともいう) に関する手数料が €15 から €20 に引き上げられます。不審請求の申請に対する反証資料の提出を管理するには (結果にかかわらず) Stripe にコストがかかるため、今後は、顧客の銀行がお客様の主張を認めた場合も、この手数料は返金されません。
お客様またはお客様のユーザーが EEA 内のユーロ未導入国に所在するアカウントをご利用の場合、固定手数料の €20 は現地通貨で次の金額となります。ブルガリア: ЛВ40。チェコ共和国: 550Kč。デンマーク: 200kr。ハンガリー: 7,000Ft。リヒテンシュタイン: 20CHF。ポーランド: 90zł。ルーマニア: 100LEU。スウェーデン: 200kr。
EEA を所在地とする Stripe アカウントで、Stripe アカウントの国の主要通貨以外の通貨で売上を処理した場合、不審請求の申請の処理手数料はその通貨で適用されます。通貨ごとの手数料は次のとおりです。20 USD、35 AUD、35 NZD、120 HKD、2,000 JPY、20 SGD、350 ZAR、20 CAD、150 HRK、20 GBP、200 NOK、20 CHF。
EEA のビジネスが、アメリカのビジネス (アメリカ国内の銀行口座) でなくても USD を受け付ける銀行口座に入金を行う際は、取引ごとに 1% の手数料 (最低手数料は US$2.50) を支払う必要があります。これは、一般的なプロバイダーからの代替通貨での入金手数料に合わせたものです。
Stripe Checkout または Payment Element をご利用の場合は、追加のエンジニアリング作業なしで 25 種類以上の支払い方法をダッシュボードから有効にできます。Stripe では、お客様がコンバージョン率を向上できるよう、ユーザーの所在地に基づいて適切な支払い方法が自動的に表示されます。
よく使われる低コストの支払い方法には次のようなものがあります。
今回の変更によって生じうる影響を予測するには、Stripe ダッシュボードのレポートセクションのご利用をお勧めします。
2023 年 4 月 10 日以降、これらの取引タイプには新料金が適用されます。
一部の手数料の変更に関するこの通知の詳細については、このサポートページで詳細をご確認いただけます。お送りした通知は Stripe ユーザーへの法的通知であり、マーケティングに関する通知 (オプション) の登録を解除しているユーザーにも送信されます。法的通知の登録を解除することはできませんが、Stripe からの法的通知をこれ以上希望しない場合は、こちらの手順でアカウントを解約できます。
2023 年 4 月 10 日以降も引き続き Stripe サービスをご利用いただく場合、変更された手数料が適用されます。契約に基づいてユーザーが有する解約に関するいかなる権利も、今回の変更から影響を受けることはありません。
欧州経済領域 (EEA) には、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、クロアチア、キプロス、チェコ共和国、デンマーク、エストニア、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイスランド、アイルランド、イタリア、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、マルタ、オランダ、ノルウェー*、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、スロバキア、スロベニア、スペイン、スウェーデンが含まれます。
* ノルウェーに所在するビジネスの料金体系の更新については、こちらのページを参照してください。