Stripe Issuing を通して処理された支払いに不正使用の疑いがある、あるいは配達やサービスに問題があった場合には、その取引に関して不審請求を申請することができます。
ダッシュボードで不審請求の申請を作成する
Stripe ダッシュボードで取引に対する不審請求を申請するには、ダッシュボードにその取引を表示し不審請求の申請ボタンをクリックします。
不審請求の申請に関する証拠を送信
不審請求のカテゴリに応じて、証拠を提出し必要なファイルをアップロードすることができます。
不審請求の証拠として提出できるファイル形式は、PDF、TIFF、または JPEG です。送信する前に、白黒のファックス送信であっても文字や画像が鮮明に見えるサイズであることを必ず確認してください。
申請の内容が確実に伝わるよう、必要な情報がすべて入力されていることも確認してください。
フォームに入力後、送信をクリックすると、カードネットワークを通じて不審請求の申請プロセスが正式に開始されます。
不審請求の申請のタイムラインと進捗の確認
不審請求の申請が作成されると Stripe から issuing_dispute.created イベントが送信されます。ダッシュボードで不審請求申請の進捗状況をいつでも確認することができます。
新規に作成されたすべての不審請求の申請は `under_review`というステータスとなります。
`under_review` ステータスは約 30 日から 90 日続くと想定できます。これは不審請求申請の解決までにかかる平均的な日数です。
主張が認められるかどうか
アクワイアリングを行う加盟店の主張が認められた場合 (つまり Issuing ユーザの主張が認められなかった場合)、ステータスは `lost` に変わり、支払い額の返金は行われません。
Issuing ユーザの主張が認められた場合、ステータスは `won` に変わり、支払い額が Issuing 残高に返金されます。
ユーザにはダッシュボードの取引残高セクションおよび不審請求申請の詳細のページ下方に `issuing_dispute` タイプの取引残高として表示されます。
不審請求の申請と取引通貨
元の支払い金額がお客様のアカウントのデフォルトの通貨に換算されている場合 (例: 米ドルの取引が英国ポンドのカードで支払われた場合)、不審請求の金額は、取引の元々の通貨に再度換算されます (例: 米ドルが英国ポンドに再度換算されて口座に入金)。
不審請求申請の一括処理
現時点では、Issuing 不審請求の申請を一括して処理することはできません。同じカード保有者に関する複数の不正取引に気づいた場合には、不審請求を個別に申請てください。