カード支払いに関するインド政府の規制では、インドで発行されたカードの情報を保存する際にネットワークのトークン化が義務付けられています。このガイドで概説する手順に従って、既存の Stripe 組み込みをアップグレードする必要があります。Stripe の組み込みが現地の規制に準拠していない場合、支払いの失敗が増加する可能性があります。
インドに所在する Stripe ユーザーは、ネットワークのトークン化によって既存の保存済みカードが機能しなくなることを防ぐため、以下の対策を行う必要があります (Stripe に新しいカードを保存する前に行う必要があります)。
- カード保有者の同意を収集する
- 3D セキュア (3DS) 認証を実行する
カード保有者の同意を収集して新しいカードを保存する
- 決済フローでユーザーがカード詳細の保存をオプトイン / オプトアウトできるようにします。これにより、Stripe では、規制に従って一意のトークンでカード情報を安全に保存できるようになります。
- 保存したカード情報の使用方法、および保存したカード詳細の削除方法について、顧客へ明確に伝えてください。
カードの保存前に 3D セキュア認証を実行する
今後の使用に備えて保存するには、事前にカードを 3DS で認証する必要があります。支払い時に 3DS 認証を行うだけで、カード情報を保存できるようになります。
Stripe API ユーザーが行う組み込みの変更
以下の表を確認し、Stripe 組み込みに変更が必要かどうかを確認してください。
現在使用しているもの: |
カード保有者の同意に関して必要な変更 |
3DS 認証に関して必要な変更 |
Stripe がホストする Checkout、Payment Links、Invoices |
必要な変更はなし |
必要な変更はなし |
購入時の支払い情報を保存するために setup_future_usage が有効化された Payment Intents API |
必要な変更はなし |
必要な変更はなし |
初回の支払いが行われなくても顧客のカードを保存する Setup Intents API |
必要な変更はなし |
必要な変更はなし |
未対応 |
顧客に対して直接カードを保存しても 3DS を使用した認証がトリガーされないため、規制要件を満たせず、今後 API が機能しない可能性がある。 |
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対応していません。最新の Stripe の機能を取得し、現行の規制への準拠を円滑に進めるために、Payment Intents、Setup Intents、Payment Methods API に移行する。 |
上と同じ手順 |
詳細については、Stripe のよくあるご質問をご覧いただくか、サポートまでご連絡ください。