Xero と Stripe 間の請求と支払い

請求書支払いのために Stripe と Xero を連携することで、アメリカのアカウントでクレジットカード、デビットカード、ACH クレジットトランスファーの利用が可能になります。Stripe の処理手数料の追加料金オプションを有効にして、領収書を処理してください。さらに、支払いの分割や、「無効なメールアドレス」のエラーの解決などの機能を追加してください。


Stripe を介して Xero の請求書の支払いを行うには、どのような支払い方法を利用することができますか?

クレジットカードとデビットカードを利用することができます (すべての主要なカードタイプが受け付け可能です)。

アメリカのアカウントの場合、Xero と Stripe の連携では、ACH クレジットトランスファーもサポートされますが、ACH デビットはご利用いただけません。

Stripe で支払い方法に ACH クレジットトランスファーを設定するには、どうすればよいですか?

Xero と Stripe の両方でアメリカのアカウントを開設していることをご確認ください。

Xero にログインした後、左上の組織名をクリックしてください。その後、Settings (設定) > Payment Services (決済サービス) > Add Payment Service (決済サービスの追加) をクリックし、Stripe ACH bank transfers (Stripe の ACH 銀行振込) を選択します。

Stripe の処理手数料を購入者への請求に上乗せする (Xero では「surcharging (追加料金)」と呼ばれる) には、どうすればよいですか?

決済サービスとして Stripe を利用することを選択している場合は、購入者がクレジットカードで支払う際、支払い合計額に処理手数料を自動的に加算することができます。これを行うには、Settings (設定) > Payment Services (決済サービス) をクリックし、Charge my customer a processing fee (購入者に処理手数料を請求する) オプションを選択します。

なお、Xero では、ユーザーは請求書の X% を購入者に請求することができます。Stripe の手数料体系には、X% と定額のセント単位の手数料が含まれるため、Xero で「% of invoice total (請求書合計の %)」フィールドにパーセントを入力した後、手動でセント部分を追加して完全に一致させる必要があります。

Stripe の料金体系ページに、アメリカのアカウントの Stripe 手数料体系の概要が記載されています。必要に応じて、ページの一番下までスクロールして国を変更してください。

また、一部の管轄区域では、購入者に処理手数料を請求することが法律で禁止されていますのでご注意ください。追加料金に関する適用法を遵守することは、ユーザー自身の責任です。

Xero での追加料金の請求の仕組みについては、以下の記事でもう少し詳しく説明されています。https://central.xero.com/s/article/Stripe#Stripesurcharging

Xero に連結している場合、領収書はどのように処理されますか?

Stripe アカウントを Xero に連結した後は、Stripe から領収書を送ることができます。

受け取った支払いに関する 1 回限りの領収書を送信したい場合は、以下の手順に従ってください。

  1. Payments (支払い) タブで対象の支払いをクリックします。
  2. Receipt history (領収書の履歴) パネルで Send receipt (領収書を送信) をクリックします。
  3. 領収書の送信先のメールアドレスを入力します。

以下の手順で自動領収書を設定し、保存した顧客に自動的にメール領収書を送信することもできます。

  1. Settings (設定) タブで Email receipts (メール領収書) をクリックします。
  2. 完了した支払いや返金をオンにして、Save (保存) をクリックします。

Settings (設定) > Branding (ブランディング) で領収書をカスタマイズすることができます。

支払いを分割するにはどうすればよいですか?

ビジネスが Xero で「Stripe ACH 銀行振込」による決済サービスを利用している場合、そのビジネスの利用者は部分支払いを行うことができます。

ただし、通常の「Stripe」決済サービスでは、現時点では、提示された請求書に対する全額支払いのみ可能です。この点は Xero Community ページで機能リクエストに挙げられており、Xero も注目しているようです。この機能に関心があることを以下のページでご登録いただけます。

Online invoices - allow for a part payment / deposit on invoices (オンラインインボイス - 請求書に関する部分的な支払いや入金を可能にする)

購入者に「無効なメールアドレス」のエラーが表示されます。

請求書の送信先のメールアドレスが Xero の連絡先データのメールアドレスと一致しないことが原因である可能性があります。Stripe は、支払い用の連絡先のメールアドレスを検証します。

メールアドレスが一致していることを確認してください。よくあるエラーとして、メールアドレスの前後にスペースが入っている可能性があります。スペースを削除すれば問題が解決されるはずです。

Xero で連絡先メールアドレスを更新するには、以下の手順に従います。

  1. Contacts (連絡先) > All Contacts (すべての連絡先) にアクセスします。
  2. リストから連絡先を選択し、Edit (編集) をクリックします。
  3. メールフィールドで詳細を編集し、Save (保存) をクリックします。