アメリカ、ブラジル、カナダ、インド、シンガポールで Custom アカウントを登録する場合は、以下の関連情報をご覧ください。

背景

決済に関する規制は、マネーロンダリング、不正使用、脱税などの犯罪の防止に寄与し、より安全で確実な金融エコシステムを構築することを目的としています。世界の金融規制当局は、特定の種類のビジネスと、そのビジネスを最終的に所有、管理、または運営する個人を対象として、本人確認情報の収集、確認、保持が確実に行われるように、本人確認 (KYC) 要件を強化しています。これらの要件は金融サービス規制当局、カードネットワーク、その他の金融機関により、頻繁に更新されています。

ロードマップ

現在、下の表に記載されている国で、2023 年および 2024 年にアカウント登録に関する要件が更新される予定です。これらの国で運営中の連結アカウントをお持ちの場合、構築済みの Stripe の API の更新が必要になることがあります。要件の具体的な詳細については、以下の定義セクションをご覧ください。

上記のロードマップは、Stripe の優先度や規制状況の変化によって、変更される場合があります。対象国や関連する期日に変更がある場合はお知らせいたします。

定義

重要な日付

• 更新後の要件の連絡:国別の初回メールが Stripe から送信されます。事業者はこのメールに記載されている特定の追加要件をユーザーから収集し、金融サービス規制当局、カードネットワーク、その他の金融機関から規制順守の認定を受ける必要があります。
• 今後の要件のバックフィル:上記の日付までに更新情報の必要な連結アカウントについて、Connect API で `future_requirements` パラメーターの設定が開始されます。これにより、いくつかの Webhook がトリガーされる場合があります (account.updated、capability.updated、person.updated)。
• 新規ユーザー向けの期日:新しくアカウント登録したユーザーの追加要件を満たすため、構築済みの API を更新しておく必要のある日付。設定された期日までに構築済みの API の更新についての要件が満たされない場合、新規ユーザーはプラットフォームのアカウント登録を行えません。
• 既存ユーザー向けの期日:既存の連結アカウント (新規ユーザー向けの期日より前、または構築済みの API の更新が完了する前に作成されたアカウント) において、すべての今後の要件を解決しておく必要のある日付。この日付になると、未解決であるすべての今後の要件が現在の要件になります。適切に更新されていない既存の連結アカウントでは、入金と支払いが一時停止されます。

ステータス

• 開始前:アカウント登録に関する今後の変更に向けた準備として、Stripe は要件を収集し、規制順守プランを立て、サポートドキュメントを作成しています
• ご対応が必要:今後の要件のバックフィルについて、構築済みの API の更新ガイドとスケジュールを発送しました
• 期日超過:新規ユーザー向けの修正期日と既存ユーザー向けの修正期日のいずれかまたは両方が過ぎました

アカウントの規制順守を維持する方法を確認する

特定の国における新しい要件について Stripe より通知されると、必要なご対応の概要と期日を Stripe ダッシュボードで確認できます。

アカウントの規制順守を維持するために、Stripe のガイドに従って構築済みのシステムを更新してください。