Stripe の新しい支払い API である PaymentIntents では、支払いのライフサイクルをより効率的に管理し、強力な顧客認証 (SCA) などの規制命令によって要求された場合に追加の認証ステップをトリガーすることができます。PaymentIntents の詳細については、ドキュメントをご覧ください。
Stripe Billing には既に PaymentIntents が組み込まれているため、追加の作業なしでこうした新たなメリットが得られます。インボイスでは、Charge だけでなく PaymentIntent も作成できるようになりました。また、ユーザーはサブスクリプションの作成の一部として PaymentIntent を受け取ります。この変更には、後方互換性があります。つまり、Charge は PaymentIntent に保存されているため、引き続き利用できます。詳細については、更新された登録と決済フローのガイドをご覧ください。
ダッシュボードのワークフローにも多少の変更が予定されています。支払いが失敗した場合の再試行を、単一の PaymentIntent ページにまとめられるようになります。この変更により、インボイスの支払い履歴がわかりやすくなります。
Charge を作成した以前のインボイスに変更はありません。以前のインボイスのいずれかで複数の支払いの試行を行った場合は、引き続き個別の Charge として表示されます。
利用者にインボイスをメールで送信している場合、インボイスが確定されて、ユーザーが支払いを回収する意思を示したときに、これらのインボイスで PaymentIntent が作成されます。これらの PaymentIntent は、利用者がインボイスの支払いを試行するまで、ダッシュボードでは未完了としてラベル付けされます。ユーザーがインボイスを無効にするか、支払い済みとしてマークすると、当該の PaymentIntent は自動的にキャンセルされます。