2021 年 7 月以降、プラットフォームが Stripe アカウントに連結する際は、読み取りおよび書き込みの権限のみをリクエストできます。また、Stripe は単一プラットフォーム連結ポリシーの適用を開始します。プラットフォームが管理する 1 つの Stripe アカウントに同時に連結できるプラットフォームは 1 つだけです。この変更により、まれにユーザーが 2 つのプラットフォームを利用する場合でも、それぞれのプラットフォームのアクティビティが別個のアカウントに分離されます。

拡張プログラムは、引き続き読み取り専用権限をリクエストできます。また、拡張プログラムは、すでに別のプラットフォームや拡張プログラムによって連結されているアカウントに、引き続き連結することもできます。拡張プログラムは、単一連結ポリシーによる制限を受けず、その組み込みの動作に変更はありません。

読み取り専用

Baremetrics や Intercom などの拡張プログラムでは、より詳細な Stripe データのビューやインサイトを提供するために、読み取り専用権限が利用されています。これらの拡張プログラムは、お客様の代わりに支払いを作成することはできません。

• 顧客、定期支払い、支払い、入金のすべてを表示する
• アカウント残高を表示する
• アカウントに関する基本情報 (ビジネス名、サポートの電話番号、タイムゾーンなど) を表示する
• 連結されたアカウントに関する、上記と同じ情報を一覧にして表示する

読み取りおよび書き込み

Squarespace や Moonclerk などのプラットフォームでは、ユーザーがオンラインで支払いを受け付られるようするために、読み取りおよび書き込み権限が利用されています。Squarespace や Moonclerk などのプラットフォームでは、ユーザーがオンラインで支払いを受け付られるようするために、読み取りおよび書き込み権限が利用されています。クレジットカード番号を閲覧したり、Stripe からコピーしたりすることはできません。

• 上記の読み取り専用権限に記載されたすべて
• オブジェクトを作成および更新する: 顧客、支払い、請求書、プラン、クーポン、定期支払い
• 支払いを返金する
• 顧客を削除する

支払いや取引について売り手がサポートを必要としている場合、プラットフォームの所有者は、API を使用するか、ユーザーのダッシュボードを制限付きで表示することで、詳細を調べることができます。ここの制限付きビューは、何か問題があった場合にプラットフォームがユーザーとトラブルシューティングする際に利用できます。また、プラットフォームは API を介して、連結されたアカウントのデータを作成したり、アクセスしたりすることもできます。

プラットフォームへのアカウント登録の際にアカウントを作成すると、そのアカウントは自動的にプラットフォーム管理が有効になります。プラットフォームは、これらのアカウントに一連の新しい管理を適用し、そのアカウントの代わりに入金スケジュールなどの詳細な設定を管理できるようになります。

複数のプラットフォームで Stripe を使用する

単一プラットフォーム連結ポリシーがあるため、ユーザーは複数のプラットフォームを同じアカウントに連結することはできません。その代わり、複数のプラットフォームでの Stripe の利用を計画しているユーザーは、1 つの Stripe ユーザーのログインでアカウントを複数作成し、それぞれを別のプラットフォームに連結することができます。

アカウント登録フローの際に、Stripe はそのプラットフォームに連結可能な既存のアカウントをユーザーが所有していないかを自動的に検出します。すでにプラットフォームに連結されているアカウントは表示されません。代わりに、ユーザーは新しいアカウントを作成するように指示されます。この新規アカウントを作成する際に、ユーザーは法人の共有を選択できます。そうすることで、既存のアカウントのデータを再利用して、アカウント登録フローをすばやく簡単に完了できます。

また、アカウント登録フローで「Create new (新規作成)」をクリックして、新規法人と新規アカウントを作成することもできます。

セキュリティとアクセスの取り消し

認可されたアプリケーションページをチェックして、ご利用の Stripe アカウントに連結されているユーザーを確認できます。

プラットフォームのアクセスを取り消す

最初に Stripe に登録してアカウントを作成し、その後それをプラットフォームに連結した場合は、認可されたアプリケーションページからいつでもプラットフォームのアクセスを取り消すことができます。アクセスを取り消した後は、ご利用のアカウントが他のプラットフォームに連結していない限り、別のプラットフォームに連結できます (1 つのアカウントに同時に連結できるプラットフォームは 1 つだけです)。

アカウントでプラットフォーム管理が有効になっている場合は、そのアカウントに対するプラットフォームのアクセスを取り消すことはできません。

• Stripe を使用して支払いを直接処理したい場合は、ダッシュボードから Stripe アカウントを新しく作成することをお勧めします。
• Stripe を別のプラットフォームで使用したい場合は、前のセクションで説明したフローに従って新しいアカウントを作成できます。

拡張プログラムのアクセスを取り消す

ご利用のアカウントに連結されている拡張プログラムへのアクセスは、認可されたアプリケーションページからいつでも取り消すことができます。

よくあるご質問

プラットフォームが管理する Stripe アカウントと、直接の Stripe アカウントの違いは何ですか？

プラットフォームへのアカウント登録プロセス時にユーザーが作成したアカウントは、自動的にプラットフォーム管理 (「プラットフォームによって管理」される) が有効になります。ユーザーが Stripe に登録する際に作成したアカウントは、直接の Stripe アカウントとみなされます。直接の Stripe アカウントは、プラットフォームによって管理されません。プラットフォーム管理を有効にしたアカウントの詳細については、以下をご覧ください。連結アカウントのプラットフォーム管理

現時点で Stripe アカウントに複数のプラットフォームが連結されている場合はどうなりますか？

現時点でユーザーのアカウントに連結されたプラットフォームが複数ある場合は、それらのプラットフォームへの連結は継続されます。ユーザーはいつでもこれらのプラットフォームのアクセスを取り消すことができます。なお、一度連結解除した後に再度連結する場合、そのアカウントは単一プラットフォーム連結ロジックの対象となりますのでご注意ください。プラットフォームへのアカウント登録フローを実行するときに、新規アカウントを作成するように指示されます。