1 件の支払いに対する複数の不審請求の申請

1 件の支払いに対して複数の不審請求の申請が出されているのはなぜですか?

非常にまれなことですが、カードネットワークおよび多くの決済手段では、1 件の支払いに対する複数の不審請求の申請が認められています。これにはいくつか理由がありますが、最もよくあるケースについて以下をご参照ください。

  1. 部分的な不審請求の申請:加盟店が複数のアイテムの決済を 1 件の支払いとして処理する場合、カード保有者が複数の不審請求の申請を出す可能性があります。以下に例を示します。
    • 100.00 米ドルの決済が 1 件の支払いとして処理される (これに伴い、30.00 米ドルのシャツ 1 枚と 70.00 米ドルのズボン 1 着という 2 点の物理的な品物を出荷)
    • カード保有者がシャツに関する 30.00 米ドルの不審請求の申請 1 を開始する
    • カード保有者がズボンに関する 70.00 米ドルの不審請求の申請 2 を開始する
  2. 不審請求の申請の再提出:カード発行会社は、金額、通貨、理由コードなどを調整する必要がある場合、不審請求の申請を取り消し、提出し直すことがあります。加盟店は、決済に関する未解決の不審請求の申請を注意深く確認し、適切に対応する必要があります。
  3. Multicapture による不審請求の申請:Multicapture などの柔軟性の高い決済承認方法を利用している加盟店は、決済時のキャプチャーごとに複数の不審請求の申請を受ける可能性があります。
  4. 不審請求の申請の後にアメリカン・エキスプレスが行う照会: アメリカン・エキスプレスが関連する不審請求の申請では、チャージバックの後、不審請求の申請の解決のために追加情報が要求される場合があります。これは、チャージバックの発生後に追加の照会が行われることで示される可能性があります。

1 件の支払いに対して複数の不審請求の申請を受けた場合、どうすればよいですか?

それぞれの不審請求の申請を別個のものとして扱う必要があります。加盟店は、ダッシュボードと API から不審請求の申請を受け入れるか、異議を申し立てるかを決定することができます。申請内容を把握し、効果的に対応するために、不審請求の申請を受けた金額、通貨、カテゴリ、申し立ての詳細、タイムラインを注意深く確認することをお勧めします。不審請求の申請への対処方法については、こちらで詳細をご確認ください。