入金が利用可能になるタイミングの延期とは何ですか?
入金が利用可能になるタイミングの延期とは、不正利用により不審請求の申請を受ける可能性が高い特定の支払いの入金日を Stripe が遅らせることです。入金が利用可能になるタイミングの延期を適用する目的は、そのような支払いから予想される損失に対応すること、そして、新しい情報や更新情報をもとに、昨日までは安全だと考えられていた支払いが今は高リスクとみなされることをお客様に通知することです。
新規アカウントや、リスクの高い取引が急増しているアカウントでは、入金が利用可能になるタイミングが延期される可能性が高くなります。
支払いが高リスクと評価し直される場合があるのはなぜですか?
最初に支払いが処理された後、そのカードや顧客に関して通常と異なるアクティビティが検出され、それが不審請求の申請につながると Stripe が判断した場合は、支払いのリスクスコアを見直すことがあります。
Stripe Radar が機会学習と Stripe ネットワークを利用して不正な決済を検出する方法については、Radar 技術ガイドで詳細をご確認ください。
フラグが付いている支払いが 1 件あります。この顧客の注文をどうすればよいでしょうか?
この支払いに関して対応する義務はありませんが、不審請求の申請の可能性が高いことが Stripe で検出されているため、損失を避けるために、注文キャンセルなどの対応をご検討いただけます。
なお、支払いの返金を行った後に不審請求の申請が出された場合は、関連する不審請求手数料を Stripe が負担いたします。
この支払いが正当だと思われる場合は、ご対応の必要はありません。この支払いの入金は、通知日から 14 日後に自動的にリリースされます。
Stripe は今後、他の支払いの入金を遅らせることがありますか?
リスクが高まっていることが検出された場合は、今後の他の支払いでも入金を遅らせます。一般に、新規アカウント、またはリスクの高い取引や決済金額が急増しているアカウントでは、入金が利用可能になるタイミングが延期される可能性が高くなります。
そのようなことがめったに起こらないように願っていますが、不正利用は立て続けに起こることが多いため、アカウントを介して不正な決済が生じた場合には、必ずお客様に通知させていただきます。
入金が利用可能になるタイミングの延期が必要なのはなぜですか?
Stripe は決済代行業者として、不審請求の申請と、不正利用に関する不審請求から生じる可能性がある返金に責任を負います。Stripe でビジネスが不審請求の申請を受けると、カードネットワークから課される追加の不審請求手数料が決済金額と合わせて Stripe アカウントの残高から差し引かれます。
しかし、不審請求の申請を受けた金額に対応するための十分な資金がアカウントにないこともあります。このような取引に資金を利用できるようにするため、また、新たに見つかったリスクをビジネスに通知し、ビジネスが取引の進め方を決定できるようにするために、Stripe は入金が利用可能になるタイミングの延期を利用しています。