Payment Intents API を使用すると、複雑な処理ができる支払いの組み込みを構築できます。この API では、最初の作成から決済プロセス全体までにわたって支払いを追跡し、必要に応じて追加の認証ステップをトリガーします。
Stripe ドキュメントで Payment Intents API に関する詳細をご覧いただけます。
強力な顧客認証 (SCA) への対応と準拠など、以前は手動での組み込みが必要だった多数の要素に自動で対応する、カスタマイズされた動的な Stripe での支払いの組み込みを作成する場合に使用します。
Payment Intents API を Setup Intents API や支払い方法と組み合わせることで、堅固なカスタムの Stripe での支払い体験を実現できます。
Setup Intents API は、即座に利用者に請求せず、今後の支払いのために支払い方法を保存する際に使用する API です。
その目的は、今後の支払いのために支払い認証情報を保存して最適化することです。つまり、支払い方法がどのようなシナリオでも正確に設定されるようにします。たとえば、カードを設定するとき、利用者の認証が必要であったり、利用者の銀行にカードの有効性を確認する必要があったりします。Stripe はこのプロセスの全体を通して、SetupIntent オブジェクトを更新します。
Stripe ドキュメントで Setup Intents API に関する詳細をご覧いただけます。
利用者の支払い情報を保存したくても、それと同時に支払いを作成したくない場合に、Setup Intents API を使用します。SetupIntent の作成によって利用者に関連付ける PaymentMethod を生成し、請求する準備が整ったときにこれを使って PaymentIntent を作成できます。
Setup Intents を使用するビジネスの例は以下のとおりです。
利用者が車を借りる前に支払い方法の詳細を収集し、レンタル期間が終了してからカードに請求するレンタカー会社
カード詳細を収集しておいて、キャンペーンが一定額に達した場合にのみ、後日請求を行うクラウドファンディングのウェブサイト
使用量に基づいて月ごとに異なる金額が請求され、最初の月の支払いの前に SEPA 支払いの詳細を収集する公共事業会社