特定の管轄区域では、法規制に準拠したビジネスを行うために、加盟店は納税番号 (VAT、GST、ABN など) を請求書に表示する必要があります。
国際的なビジネスを行っている場合などは、複数の納税番号表示が必要なこともあります。
請求書 PDF に表示されるお客様のアカウントの納税番号を設定できます。必要に応じて 1 つをデフォルトに設定することも可能です。請求書に表示する納税番号を 1 つ以上 (最大 10 個) 指定することができます。
ダッシュボードで、個々の請求書に異なる納税番号を設定することができます。
請求書を確定した後は、その請求書に関連付けられたアカウントの納税番号を変更できません。
Stripe を利用した取引の税金を自動的に徴収する方法については、Stripe Tax をご確認ください。
アカウントの納税番号を追加および管理する
ダッシュボードで設定に移動します。「製品の設定」の「Billing」で、「請求書テンプレート」をクリックします。
「税に関する情報を管理する」セクションまで下にスクロールし、新しい納税番号の追加や既存の納税番号の削除を行います。
新しい納税番号を保存したら、「その他」メニューをクリックして「オブジェクト ID をコピー」を選択し、API で使用します。
デフォルトの納税番号を設定する
上記と同様に、設定に移動します。「製品の設定」の「Billing」で、「請求書テンプレート」をクリックします。「税に関する情報を管理する」まで下にスクロールし、デフォルトに設定する納税番号を見つけます。「その他」メニューをクリックし、「デフォルトとして設定」を選択します。
納税番号をデフォルト設定すると、税に関する情報のボックスに以下のようなラベルが表示されます。
請求書 PDF に複数の納税番号を指定する
請求書エディタまたは API を使用して、ダッシュボードで納税番号のリストを設定できます。
注: 請求書を確定した後は、アカウントの納税番号を変更できません。
ダッシュボード内
請求書エディタで、「詳細設定」セクションまでスクロールして開きます。チェックボックスをクリックして、請求書に表示する納税番号を切り替えます。
API を使用する
アカウントに納税番号を追加した後、API を使用して、個々の請求書に最大 10 個の納税番号を指定できます。アカウントの納税番号は、請求書の作成時や更新時にオブジェクト ID のリストを account_tax_ids パラメーターに渡すことで追加できます。
請求書の作成
$ curl https://api.stripe.com/v1/invoices \ -u sk_test_key: \ -d customer=cus_xxxxxx -d account_tax_ids[0]=atxi_11111 -d account_tax_ids[1]=atxi_22222
請求書の更新
-u sk_test_key: \ -d account_tax_ids[0]=atxi_11111 -d account_tax_ids[1]=atxi_22222
請求書 PDF から納税番号を削除する
請求書に表示されるデフォルトの納税番号または特定の納税番号のリストのどちらかを削除する場合、ダッシュボードまたは API で行えます。
注: 請求書を確定した後は、アカウントの納税番号を変更できません。
ダッシュボード内
納税番号は、請求書エディタの「詳細設定」で削除できます。請求書から納税番号を削除するには、ボックスのチェックマークを外します。
API を使用する
指定した納税番号のリストを削除して、デフォルトの納税番号の表示に戻すには、デフォルトの tax オブジェクト ID を渡す必要があります。
$ curl https://api.stripe.com/v1/invoices/in_00000 \ -u sk_test_key: \ -d account_tax_ids[0]=atxi_11111
デフォルトの納税番号を含むすべての納税番号を削除し、請求書に納税番号を表示しない場合:
$ curl https://api.stripe.com/v1/invoices/in_00000 \ -u sk_test_key: \ -d account_tax_ids=’'