Connect ユーザーは、入金が繰り返し失敗する連結アカウントの識別、ツールによるエラーの修正、疑わしい外部口座のブロックを、Stripe ダッシュボードから容易に行えるようになりました。
外部口座とは、Connect での入金を受け取る金融口座のことです。連結アカウントに関連付けられた外部口座に対して Connect での入金が試みられて失敗した場合、Stripe はその外部口座にエラーのマークを付け、その外部口座に対して予定された入金を一時停止します。
Stripe では、アカウントで入金の失敗などのイベントが発生すると、そのことが Webhook によってアプリケーションに通知されます。そのため、すべての Connect の導入環境で Webhook エンドポイントを確立して Connect イベントをリッスンする必要があります。
次の 2 種類の方法で外部口座を調べることができます。
API
/v1/accounts/:id/external_accounts API を呼び出し、status 属性を読み取ります。入金が失敗した場合は、status が「errored」に設定されており、外部口座の詳細が更新されるまで、予定されている入金が停止されています。
ダッシュボード
ダッシュボード (https://dashboard.stripe.com/connect/accounts/overview) で連結アカウントを選択した後、「連結アカウントの詳細」ページの「外部口座」セクションを参照します。
エラーのマークが付けられた口座には「エラー」のラベルが付いています。外部口座の左にある矢印をクリックして口座を展開することにより、エラーのマークが付けられた理由を含む詳細を確認できます。
また、外部口座にエラーのマークが付けられた連結アカウントは、審査するアカウントのリストに表示されます。その際、ステータスは「制限付き」であり、「必要な情報」フィールドに「銀行口座またはデビットカード」と表示されます。
Stripe ダッシュボードの「連結アカウントの詳細」ページにある「外部口座」セクションから、共有可能な更新リンクを生成できます。
連結アカウントがこのリンクを使用して、外部口座を直接更新できます。
連結アカウントがプラットフォームで本人確認済みの連結アカウントである場合は、Stripe ダッシュボードから直接アカウントを更新することもできます。
プラットフォームから、その外部口座が Connect での入金を受け取ることをブロックできます。これは、ダッシュボード (その連結アカウントの「連結アカウントの詳細」ページの「外部口座」セクション) からのみ行えます。
外部口座をブロックすると、その口座がプラットフォーム全体でブロックされます。そのため、別の連結アカウントがその外部口座の追加やその口座への入金を試みた場合も、失敗します。
「連結アカウントの詳細」ページのヘッダーから、その連結アカウントを完全に拒否することもできます。