Card Element の Link

Link は、Stripe のワンクリック決済機能です。Link を使用すると、利用者は自身の支払い情報を安全に保存し、その情報をユーザーのサイトや数十万ものビジネスで再利用して、決済フローを高速化できます。ユーザーのサイトの新規利用者は、Card Element から Link を利用し、保存済みの支払い情報を使って支払うことができます。Link を使用すると、利用者は支払い情報を手動で入力する手間が省けるため、次のような結果が得られます。

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Link は、カード支払いで利用できる他の機能 (サブスクリプションなど) に完全に対応しています。Link の使用に追加手数料はかかりません。Card Element の Link には、他のカード支払いと同じ料金体系が適用されます。

Link は単一行の Card Element で、世界中でご利用いただくことができます。現在、分割 Elements (Card NumberExpiry、CVC など) で順次展開中です。

今後、各地域で好まれる決済手段に合わせて、利用者が Link アカウントを介して支払いを行うことができる資金供給元の数を増やす予定です。

Link の仕組み

Link のリピート利用者が Card Element 内の Link ボタンをクリックすると、SMS またはメールコードでの認証が求められます。認証が完了すると、以前に保存した支払いの詳細が読み込まれるため、利用者はワンクリックで支払いを行えます。この利用者が過去 90 日間にユーザーのサイトで、または別の Link 対応ビジネスを介してアカウントを認証している場合は、再度認証を行う必要はなく、即時に支払いを行うことができます。

Link の新規利用者が Link ボタンをクリックすると、情報を Link アカウントに保存するように求められます。

利用者による Link 操作の詳細については、Link に関するよくあるご質問をご覧ください。

Card Element の Link の管理

Link は Card Element で自動的に有効になる支払いオプションであり、コードの変更は不要です。Card Element で Link を常に無効にする場合は、決済手段の設定で無効にできます。Card Element で Link を選択的に無効にするには、disableLink パラメーターを使用します。これらの方法はいずれか 1 つを行えば十分です。つまり、disableLink を true にするか、Card Element で Link を無効にすれば、Link は Card Element に表示されなくなります。

Card Element を使用する Connect プラットフォーム向けの Link

プラットフォーム:Connect プラットフォームを介して Card Element を利用するアカウントは、自動的に Link を利用できるようになります。プラットフォームでの Stripe の導入方式によっては、プラットフォームのユーザー (連結アカウント) はダッシュボードで Link 設定をカスタマイズできる場合があります。プラットフォームがこの機能の対象かどうかを判断するには、要件をドキュメントで確認してください

プラットフォームで支払いを処理する連結アカウント:プラットフォームでの支払いに適用される Link 設定を Stripe ダッシュボードでカスタマイズする機能をプラットフォームが提供している場合、連結アカウントは決済手段の設定 から Card Element での Link の設定を管理できます (ページ上部のドロップダウンメニューからプラットフォームを選択してください)。

連結アカウントに設定のカスタマイズ機能を提供できないプラットフォームでは、処理されるすべての支払いに関する Link 設定をプラットフォームが決定するため、連結アカウントがプラットフォームでの支払いに関する設定をダッシュボードで管理することはできません。

プラットフォームを経由しない支払いについては、決済手段の設定を開き、ページ上部のドロップダウンメニューから「プラットフォームなし」を選ぶことで、Link の設定を管理できます。


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