法人の共有

法人の共有とは?

法人の共有を使用すると、Stripe の加盟店が新しいアカウントを登録する際に、既存の法人情報 (法人やビジネスの詳細など) を再利用できます。一方の Stripe アカウントの法人情報を更新すると、もう一方のアカウントにも更新が反映されます。

たとえば、ある加盟店が Platform A に Stripe アカウントを作成した後で、Platform B でもアカウント登録を行うとします。この場合、Platform B で 2 つ目の Stripe アカウントを作成し、Platform A の法人を共有すると、両方のアカウントで会社やビジネスの詳細が同期されます。

同じ企業体に対して複数の Stripe アカウントを作成する際は、法人の共有のご利用をお勧めします。

アカウント登録の仕組み

  1. 1 つ目のプラットフォームでアカウント登録を行います (具体的な手順はプラットフォームの Connect アカウント登録の実装方法によって異なります)。
  2. Stripe アカウントを初めて作成する場合は、2 段階認証でアカウントを保護するよう求める画面が表示されます。法人の共有を使用する場合、2 つ目以降のアカウントに 1 つ目のアカウントと同じログイン認証情報を使用する必要があります。
  3. Stripe のアカウント登録を完了して、最初のアカウントを作成します。アカウント登録を完了するには、ビジネスの詳細についてお知らせくださいセクションに法人情報を入力する必要があります。また、ご自身または適切な権限を持つ社内の人員を「管理者」(Stripe アカウントの所有者) として設定する必要があります。
  4. 2 つ目のプラットフォームを使用する場合は、1 つ目のアカウントに使用したものと同じログイン資格情報を使って 2 つ目のアカウントを作成して、法人を共有します。
  5. 2 つ目のアカウントに使用する法人をクリックします。これにより、既存の Stripe アカウントに関連付けられます。
    1. アカウント登録フローによっては、法人の共有の使用時に元のアカウントから詳細がコピーされます。コピーされる詳細情報は、外部口座、ビジネスプロフィール、サポート情報などです。このように、共有ではなく、コピーされた情報の場合、情報更新時にアカウント間で情報が同期されません
  6. 法人の共有の完了後、詳細情報の入力が必要になることがあります。
  7. アカウント登録が完了すると、同じ法人を共有する 2 つの Stripe アカウントを持っている状態になります。

Stripe アカウントの詳細を更新する必要がある場合はどうすればよいですか?

アカウントの設定によりますが、法人の詳細を更新する方法は複数あります。具体的には、Stripe ダッシュボードExpress ダッシュボード、またはプラットフォームのダッシュボード (Connect の埋め込みコンポーネントであるアカウント管理が実装されている場合) を使用します。

同じ法人を共有しているいずれかのアカウントで変更を行うと、それらすべてのアカウントに変更が反映されます。変更を確定する前に、ページ上部に警告が表示されます。

Stripe アカウントの管理者を更新するには、Stripe アカウント所有者の変更の手順に従ってください。