最近 IC+ 料金構造に移行し、変更が遡及適用された場合は、遡及適用された期間に評価された混合支払い手数料が Stripe からお客様にすべて返金されます。その後、新しい IC+ 料金構造により、同じ期間の支払い手数料が再評価されます。返金されて再評価された手数料を示すレポートをエクスポートしてフィルタリングする方法は以下のとおりです。
ダッシュボードで残高レポートに移動し、遡及適用の期間内の月をすべて含む日付範囲を選択します。たとえば、5 月 11 日に契約に署名し、遡及適用の開始日が 4 月 1 日に設定されたとすると、残高レポートに 4 月 1 日~ 5 月 31 日の日付範囲を入力します。
アクティビティによる残高変更レポートをダウンロードします。「デフォルト」のデータ列で十分ですが、他の列も自由に追加することができます。
ダウンロードの後、reporting_category
列のフィルターを fee
に設定し、description
列のフィルターを「previously」を含む
に設定します。このようにするのは、返金された混合手数料は reporting_category
が常に fee
であり、description
が常に「Card payments (YYYY-MM-DD):Credit for previously-assessed fees」となるためです。遡及適用の期間中のそれぞれの日について 1 つの行が表示されるはずです。言い換えると、4 月 1 日~ 5 月 11 日の期間中、返金取引が毎日行われています。
このようにレポートをフィルタリングすることで、以前の料金構造で評価された手数料が Stripe からすべて返金されたことを確認できます。
上と同じレポートを使い、description
列のフィルターを「previously」を含まない
かつ「card payments」を含む
に設定します。このようにすると、Stripe が再評価したオーソリごとの手数料と取引高手数料が一覧表示されます。
description
フィールド内の日付が 4 月 1 日~ 5 月 11 日であるすべての行を確認します。例: 「Card payments (2022-05-06): Stripe per-authorization fees」または「Card payments (2022-05-10): Stripe volume fees」
上と同じレポートですべてのフィルターをクリアした後、reporting_category
のフィルターを network_costs
に設定します。
この場合も、description
フィールド内の日付が 4 月 1 日~ 5 月 11 日であるすべての行を確認します。例: 「Card payments (2022-05-03): Transaction network costs」
このようにして、再評価されたネットワーク手数料を確認できます。
IC+ に切り替えて変更が遡及適用された後、遡及適用された期間のネットワークコストは高くなったように見えます。これは、返金された混合手数料 (ダッシュボードの残高レポートで「Stripe additional fees」として表示される) が fee
の reporting_category
にすべて含められるためです。IC+ を使って再評価された手数料は、2 種類のレポートカテゴリーに分けられます。
再評価された Stripe 支払い手数料 (Stripe のオーソリごとの手数料と取引高手数料) は reporting_category
が fee
となりますが、再評価されたネットワークコストは reporting_category
が network_costs
となります。そのため、network_costs
の reporting_category
には返金された手数料が表示されず、再評価された手数料だけが表示されますが、実際は返金された混合手数料によって相殺する必要があります。