インドの Stripe アカウントでの海外決済の失敗
インドでの取引が有効なものと見なされるためには、すべての取引が以下の要件を満たしている必要があります。
国内決済 |
海外決済 |
|
加盟店側 |
1) Customer Creation API で購入者名とインド国内の請求先住所 / 配送先住所を渡す |
1) Customer Creation API で購入者名と有効な請求先住所と配送先住所を渡す |
エンドユーザー側 |
インドで発行されたカードで支払う |
インド国外で発行されたカードで支払う |
取引が上記の要件を満たさない場合、決済は失敗するか、あるいは「未完了の支払い」と表示される可能性が高くなります。問題を解析しやすくするため、支払いページのイベントとログで API のエラーメッセージを確認してください。
Stripe を介した導入の方法に応じて、実行する手順が異なります。以下のドキュメントを参考にしてください。
API のエラーメッセージ |
エラーメッセージの説明 |
必要な対応 |
インドの規制に従い、輸出取引には説明が義務付けられています。詳細については、https://stripe.com/docs/india-exports をご覧ください。 |
説明フィールドが未入力です。 |
説明フィールドを PaymentIntent の作成時に渡します。 |
インドの規制に従い、輸出取引には購入者の氏名と住所を含める必要があります。詳細については、https://stripe.com/docs/india-exports をご覧ください。 |
購入者の氏名や住所フィールドが未入力です。 |
購入者の氏名と住所の両方を購入者の作成時に渡します。 |
インドの規制に従い、輸出取引には請求先および配送先の住所が必要です。詳細については、https://stripe.com/docs/india-exports をご覧ください。 |
請求先住所または配送先住所のフィールドが未入力です。 |
販売物に応じて以下のようにしてください。 |
輸出取引には目的コードが必要です。 |
登録時に目的コードを入力していません。 |
手順の概要については以下をご覧ください。インドの Stripe アカウント向けの取引目的コード |
インド国内の取引は INR で表記する必要があります。詳細については、https://stripe.com/docs/india-exports をご覧ください。 |
国内の支払いに INR 以外の通貨を渡そうとしています。 |
INR で購入者に請求するには、PaymentIntent の作成時に通貨として |
インドの規制に基づき、登録済みのインドの事業者 (個人事業主、有限責任パートナーシップおよび企業。個人は対象外) のみが海外からの支払いを受け付けることができます。 |
個人として登録されています。 |
個人事業主、有限責任パートナーシップ、または企業のいずれかでビジネスを登録してください。未登録の法人が Stripe で海外からの支払いを受け付けることはできません。 |
インドでの国際取引では、有効な配送先 / 請求先の住所が必要です。詳細については、https://stripe.com/docs/india-exports をご覧ください。 |
インド国内の配送先 / 請求先住所を渡そうとしています。 |
販売物に応じて以下のようにしてください。 |
インドでの国際取引では、インド国外で発行されたカードが必要です。詳細については、https://stripe.com/docs/india-exports をご覧ください。 |
購入者が、インド国内で発行されたカードを使用して支払いを行おうとしています。 |
決済ページで、インド国外で発行されたカードを使用するためのプロンプト / メモを追加します。 |
サードパーティーのプロバイダー (Woocommerce、Shopify、Chargebee、Thinkific、Kajabi など) またはプラグインを使用して Stripe と連携しており、上記の API の変更を行えない場合は、ご利用のサードパーティーのプロバイダーにお問い合わせください。サードパーティーのプロバイダーは変更を加えることができ、この問題を解決するうえで最適な立場にあります。